のびたいむ

読書、育児、27歳のつぶやき…など雑記。

【書評】 僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意 池上彰 佐藤優

常々、世の中のことを正確に捉えられるようになりたいなぁーって思っています。

今って情報だらけですよね。メディアもどれだけ信用すればいいのか分からない。どれがホント?ってなります。

 

あふれる情報の中から、正しく取捨選択し、考えを深めるためにはやっぱり知識や教養が身についていないといけないよな・・・とは思うものの「知識や教養ってどうやって身につけりゃいいのさー」っていうね。

 

そんな時に発見した本がこちら

 

 

もー、面白すぎた。

目から鱗なことばかり。

 

どんなことが書かれた本?

ジャーナリストの池上彰さんと作家の佐藤優さんが日々実践している「新聞」「雑誌」「ネット」「書籍」の『読み方』が具体的に書かれています。

 

2人とも超忙しい方々です。

でもそんな忙しい日々でも欠かさずインプットの時間をとっているそう。

池上さんは毎日11紙、佐藤さんは10紙も読んでいるらしい。

読んでいる本の量も尋常じゃなく、佐藤さんは「超速読」と「普通の速読」を駆使して月平均300冊、多い月は500冊ほど読むらしい。

 

いや、どーしたらそんなに読めるんですか!?

 

そんな2人がどんな読み方をしていて、何を読んでいるか・・・。

かなーり細かく書かれていました。

 

本の目次はこんな感じ。

序章  僕らが毎日やっている「読み方」を公開

第1章 僕らの新聞の読み方

第2章 僕らの雑誌の読み方

第3章 僕らのネットの使い方

第4章 僕らの書籍の読み方

第5章 僕らの教科書・学習参考書の使い方

 

 

内容が濃すぎて、全部紹介するのは無理なので私が特に面白いっ!と思った部分を少し紹介します。

 

 

世の中を「知る」には新聞、世の中を「理解する」には書籍がベース

新聞をしっかり読めば「何が起きているか」を知ることはできるけれど、それだけでは「なぜそうなったのか」「その背景にあるものは何か」までは理解できない。

さらに、「この先どうなるか」の分析や推測もできない。

だから、土台の知識ってとっても大事!ということが書かれていました。

 

 

確かに・・・。

でも、そもそも私新聞すらとってません。

ネットやTVで一応情報は入ってくるし別に新聞はなくてもいいかなぁと思っていたのですがこの本を読んだら考え方変わりました。

 

どんな情報も「第一次情報は新聞」のケースが多い

ニュースサイトで配信される記事の多くは新聞社や通信社が配信したもの。

TVも新聞記事から話題を探して番組で取り上げることが多々あるそうです。

 

つまり、基本は「新聞」ってこと。

確かに、一次情報を手に入れられるならそっちから情報得た方がいいよな~。

しかも、ネットだと自分の気になる情報だけ取捨選択しちゃうから結局どんどん偏った考えになっていくんですよね・・・。それが怖い。

新聞なら、政治からスポーツまで世の中全体の動きを俯瞰できるからいいかも。って初めて思いました。

 

新聞は2紙以上読まないと危険!?

新聞ってどの新聞社のものを読んでも同じ情報が書かれていると思っていませんか?

私も思ってました。

でも、違うらしいんです!!

 

例えば、政治で言えば

産経新聞、読売新聞、日本経済新聞が保守派(安倍政権に好意的)

朝日新聞毎日新聞東京新聞がリベラル派(安倍政権に対立的)

 

だから、「反原発デモ」が起き時、リベラル派の新聞はそこそこ大きく扱ったけれど、保守派の新聞はほとんど取り上げなかったり、全く取り上げない新聞もあったそうです。

つまり、この場合だと保守派の新聞しか読んでなければ「反原発デモ」という出来事そのものが存在しなかったことになっちゃいます。

 

怖い~。新聞社の本音の部分を知らないまま読んでいると、自分が気が付かないうちに考え方が偏っちゃうってことですよね。

知らないって怖いな・・・。このことを知れただけでもこの本読んだ意味があったな。

 

2紙の選び方は?

1紙は保守系、1紙はリベラル系というように、論調の異なる新聞を2つ読むといい。

それぞれの新聞の特徴も詳しく説明されています。

 

ただ、定期購読する新聞は1紙でいいよ!とも書いてあります。

2紙を定期購読ってちょっとハードル高いですもんね。

1紙を定期購読して、論調の違うほかの新聞を駅やコンビニで時間と財布が許す範囲で買って読むようにするといいよ!と書かれていました。

 

2つを比べて読むの楽しそう。やってみよう!と思いました。

 

おわりに

色々な情報の読み方がかなり具体的に書かれているのがほんと面白かったです。

実践できそうなものもたくさんあったので、取り入れられるものから実践していこうと思います。

自分の力で世の中のことを知って、理解して、考えれるようになりたい!って方は是非。